- 2024年7月23日
あと払いペイディから利用停止・強制解約する旨のメールが。「【重要】ご利用可能枠に関するお詫びとペイディご利用停止のお知らせ」。原因と対処法はある?
突如として送信されたメール 2024年7月23日、あと……
独立行政法人日本学生支援機構が公表した「令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査」によると、大学生のアルバイト従事者(調査時前1年間においてアルバイトに従事した経験を有する者)の割合は、
平成28年度 83.6%
平成30年度 86.1%
令和2年度 80.7%
令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査
となっており、
大学生の8割以上がアルバイトをしている、もしくはアルバイトをした経験があることがわかります。
周りの大学生を見てみても、司法試験や公認会計士試験など難関資格に挑戦している学生や、よほど実家が太い学生でなければ、アルバイトをしている印象を受けます。
大学生がアルバイトをする理由は、およそ以下の3つでしょう。
1.社会経験のため
アルバイトを通じて、コミュニケーションスキルやチームワークなどの実務経験を積むことができます。これらのスキルや経験は将来のキャリアに役立ちます。
2.お金を得るため
大学生活は学費や生活費がかかるほか、ゼミやサークル活動によって交際費もかさみます。アルバイトをすることで、これらの費用の足しにすることができ、親に負担をかけずに大学生活を楽しむことができるでしょう。
3.自分の成長のため
アルバイトをすることで、自己管理能力や時間管理能力を向上させる機会が得られます。また、自分で稼いだお金を管理することで、自己独立感を養うことも可能です。数年たてば社会人になる大学生は、親からの独立を始める必要があります。
独立行政法人日本学生支援機構が公表した「令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査」には、学生の生活費、収入状況、奨学金受給状況のデータが記載されてあります。
この調査によると、大学生のアルバイト代年平均額は、
令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査平成30年度 40万1500円
令和2年度 36万6500円
となっており、
このデータを単純に月平均にすると約3万2000円をアルバイト代として得ていることになります。
ゼミ、サークルなど交友関係が広がる大学生は、娯楽、交際費が非常に多くかかります。これらのイベントは、
独立行政法人日本学生支援機構が公表した「令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査」に、「アルバイト従事者の従事時期別・職種別学生数の割合」のデータが記載されています。
〈国立〉
不定期的に・・・16%
週1~2日・・・43.2%
週3日以上・・・40.9%
〈公立〉
不定期的に・・・13.0%
週1~2日・・・38.7%
週3日以上・・・48.3%
〈私立〉
不定期的に・・・13.6%
週1~2日・・・38.9%
週3日以上・・・47.4%
令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査
以上のデータによると、国立大生の多くは週1~2日、公立・私立大生の多くは週3日以上アルバイトに従事しているようです。大学生全体では、週3日以上アルバイトに従事している学生が最も多いようです。
アルバイトしている大学生も、サラリーマンなどと同様、所得税と住民税の課税対象になります。所得税は年103万円、住民税は年93万~100万円以上(自治体によって異なる)の給与収入がある場合、支払う義務があります。
「103万の壁」など大学生のアルバイトに関係する税金について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
以上、大学生のアルバイト事情および税金に関する情報を簡単に解説しました。
大学生のほとんどがアルバイトをしていることがわかりましたね。
それでは、最後におさらいです。
・大学生のおよそ8割がアルバイトをしている。 ・大学生は月に約3万円、年に約36~48万円稼いでいる。 ・大学生の多くは週3日以上アルバイトをしている。 ・稼ぎ過ぎに注意。「103万の壁」を知っておこう。
この機会に覚えてみてはいかかでしょうか。